昔の「のぼり」の使われ方

のぼりは、戦の道具の一つだったのです。

こんな時代から、のぼりは使われていたのです。

その後、のぼりは戦では欠かせない道具の一とされ、多くの戦を見つめてきたのです。

敵味方を区別し、自軍の威勢を誇示したりとその象徴的な役割は今ののぼりと通づる物があるかもしれません。

長い布を棒にくくりつけ、空高く、風になびかせ、それはその時代の象徴でもあったかもしれません。

室町時代、戦国時代、と時は流れましたが、そののぼりは廃れること無く時を経て、今に至るのです。

この様に目印的役割をしてきたのぼりですが、それだけ人の目に留まりやすいということなのだと思います。

人は目から入る情報が一番早く脳に伝わります。

例えば、戦の様なときであれば、自分の味方をのぼりの字ではなく色で見分けていたかもしれません。

そう、のぼりの特徴としては中身をごちゃごちゃさせるのではなく、パッとみてわかりやすいということなのです。

時代の流れとともに、のぼりは日常生活の中にも見られる様になってきました。

時代劇などでも見たことがあるでしょう。

行商の薬売りや、お茶屋さん、芝居小屋など庶民の間でも看板的な要素を含み、のぼりはますます生活に密着していった様に思います。

現代社会ではほぼ広告用として用いられています。

スーパーの入口やイベント会場の案内、レストランなど、よく見かけますよね。

決して違和感は無く、でも存在感のあるのぼりは多いに宣伝する効果があり、昔とは遥かに使い勝手が変わってきましたが、その効果のほどは変わらない様です。