のぼりとは
随分と古くから使われていた様ですが、どんなことから使われるようになったのでしょうか。
のぼりは昔から存在している様です。
最初は宣伝に使っているといった訳ではなかった様ですが、根本的な使い道は同じだと思われます。
印しの様なものです。
そののぼりをみて、何かを知ることができるというその利用法は今も昔も変わらずにいるのでしょう。
のぼりは抽象的ながらも、色や少ない文字で人に何かを伝えることができます。
それをうまく利用してきたのは日本人なのかもしれません。
時代の流れとともに、使われる場面は変わってきたかもしれませんが、デジタルな世の中になってもこののぼりはいつの時代も効果的であり、有効的に使われていると思います。
のぼりは日本の伝統的なものだといってもいいかもしれません。
時代をこえ、のぼりが利用されてきた背景を少し遡って考えてみましょう。
のぼりは旗の一種です。
これは見た目からもわかりますよね。
のぼりといえば、みなさんのイメージするのは旗だといってもおかしくないほどその様は似ています。
のぼりは漢字で幟と書きます。
難しい字なのでめったに漢字で欠かれることは無いのかもしれません。
大抵、登戸ひらがなで書かれていいる様に思います。
旗の一種とされる様に、のぼりは布でできていて、そこには何かしらの文字やマークが記されています。
よくある形としては棒にくくりつけてある形です。
長方形が多いでしょうか。
こののぼり、時代をさかのぼってみれば、古く何千年も前のことだそうです。
平安時代には多くの戦がありました。
源家、平家の争いが絶えなかった時代です。
鎌倉時代になるまで、多くの戦が起こりました。
源平の合戦ではこののぼりが大きな役割を果たしていたとされます。
戦では互いが味方なのか敵なのかを知らなくてはなりません。
多くの兵士が入り乱れている中で、見分ける手段として用いられたとも言われています。
源氏と平家による熱い戦いをのぼりは風にふかれながら見守っていたのです。
多くの命を無く下であろう戦をこののぼりは静かに見つめていたのでしょう。
昔の「のぼり」の使われ方
のぼりは、戦の道具の一つだったのです。
こんな時代から、のぼりは使われていたのです。
その後、のぼりは戦では欠かせない道具の一とされ、多くの戦を見つめてきたのです。
敵味方を区別し、自軍の威勢を誇示したりとその象徴的な役割は今ののぼりと通づる物があるかもしれません。
長い布を棒にくくりつけ、空高く、風になびかせ、それはその時代の象徴でもあったかもしれません。
室町時代、戦国時代、と時は流れましたが、そののぼりは廃れること無く時を経て、今に至るのです。
この様に目印的役割をしてきたのぼりですが、それだけ人の目に留まりやすいということなのだと思います。
人は目から入る情報が一番早く脳に伝わります。
例えば、戦の様なときであれば、自分の味方をのぼりの字ではなく色で見分けていたかもしれません。
そう、のぼりの特徴としては中身をごちゃごちゃさせるのではなく、パッとみてわかりやすいということなのです。
時代の流れとともに、のぼりは日常生活の中にも見られる様になってきました。
時代劇などでも見たことがあるでしょう。
行商の薬売りや、お茶屋さん、芝居小屋など庶民の間でも看板的な要素を含み、のぼりはますます生活に密着していった様に思います。
現代社会ではほぼ広告用として用いられています。
スーパーの入口やイベント会場の案内、レストランなど、よく見かけますよね。
決して違和感は無く、でも存在感のあるのぼりは多いに宣伝する効果があり、昔とは遥かに使い勝手が変わってきましたが、その効果のほどは変わらない様です。